らくらくスマホと格安SIMの相性について【F-06F】
らくらくスマホ、操作画面が大きくて機能もシンプルで良いですよね。
本来の携帯電話としての用途であれば
「通話が出来て」
「メールが出来て」
「ラインも出来る」
「おまけに見やすい大きめ画面」
これだけの機能が備わっていれば十分です。
ただちょっと気になる事が・・・
運用コスト高くない?
もしも格安SIMで運用できれば「端末代込」「3.1GB」で契約しても
端末代64,800円÷24ヶ月=2,700円/月
通話SIM 1,600円
合計4,300円/月 端末代支払済みとすれば1,600円/月
もちろんキャリアのサポート代金や安心感と取れば良いのかもしれませんが、実際困った時、電話をかけても混み合っていてろくに対応されず、店舗に駆けつけても2,3時間待ちはザラ。なんてことも。
そこに毎月1,500円も払える・・・??
ということで今回はらくらくスマホを格安SIMで運用できるの?ということについて書いてみます。
最初に言います
らくらくスマホと格安SIMの相性はあまり良くないです!
使えなくはないんです!通話も出来ます!ラインも出来ます!
ただしメール(SMS)が使えないんです・・・
ラインが使えるんでしょ?今時メールなんか使わないから良いよ。
という方は良いと思います。
でもこのらくらくスマホを使うユーザー層って
案外ガラケーの知り合いが多いんですよ!
そうなるとガラケーの人との連絡手段が「電話のみ」になっちゃう。
これは困った。
メールが使えないってどういうこと?
メニューのメールを押すと「(SPモードを契約している)ドコモIDでログインしてください」的な確認画面に飛ばされます。
普通のメーラーのように別のアドレスが登録できれば良いのですが、こうなってしまうとこの端末で過去に受信したメールを確認することも出来なくなってしまいます。
昔のガラケーを起動したら「あぁ、こんなメールのやりとりもあったな」なんて懐かしむことがありますが(ありますよね?)
それがドコモを解約すると出来なくなっちゃうんです。
懐かしむだけなら良いですが、メールで来ていた待ち合わせの時間や日程の確認も解約後は出来なくなってしまうので、ここは格安SIMへの移行だけでなくMNPで他社へ移行する時も気をつけなきゃいけない所です。
どうにかメール使えるようにならないの?
通常のAndroid端末にはGooglePlayStoreがプリインストールされていてそこから必要なアプリを自分でインストールしますが、このらくらくスマホ(今回はF-06Fを前提としています)にはその仕組がありません。
一応ブラウザが使えるのでGmailやYahooメールといったウェブメールなら確認することが出来ますが、それだと着信通知がないので、いちいちブラウザを開いて確認しないといけないという手間が生じます。
それでもどうにかメールアプリが使えるように出来ないか?ということを調べてみたところ...
有るじゃないですか...パソコンからアプリをインストールするツールが...!
インストールは出来たけど...
今回使用したツールは「Moborobo」
もしも試す方がいらっしゃいましたらダウンロードはベクターからがおすすめです。
(Moboroboの詳細情報 : Vector ソフトを探す!)
実際に試した方も
(らくらくスマートフォン3にアプリをインストールしてみよう(お手軽だけど危険?編) - popnja’s blog)
実家の母の携帯を借りて開発者向けオプションをオンに。
メーラーアプリの「my mail」のapkをgoogle playから吸い出しインストール。
端末で確認すると...ある!けど起動すると「Google Play 開発者サービスがインストールされていません」というメッセージ(´・ω・`)
ああでも開発者サービスもGoogle Playにあるよね?ということでインストール。
今度はちゃんと起動!するもエラー落ち...
メーラーアプリが悪いのかと思い、今度は「k-9 Mail」で試す
するとこっちは無事起動!したものの、なにかがひっかかる・・・
ゴメンナサイ、何が引っかかるのかをすっかり忘れてしまったので、ここのところは今度実家に帰ったときにまた書き直します::
ただ、デフォルトで使えるメーラーに慣れている人は新しくフリーのメーラーを入れても直感的に使えるかどうか怪しいな・・・と感じました。あとこれだとSMSが受信できないままですね。
結論
やっぱりらくらくスマホに格安SIMを挿して運用するのはおすすめできない!
ドコモのSIMからドコモ系列の格安SIMに挿し替えるだけで全ての機能が使えたら良かったのですが
メールを使えるようにするだけでも一手間加えないといけない点
使えるようになっても端末としては想定外の使い方なので不具合が起こる可能性
あたりがどうしても気になってしまいます(´-ω-`)
これで終わってしまうと
「結局高い料金を支払い続けるしかないの?」
という話になってしまうので、次回は【代替案】について書いてみたいと思います。