LinksMateのここが気になるっ!【通信速度編】
カウントフリー!すごい!画期的!
だけど気になることもいくつかある!
という訳で、今回はサービス開始前のLinksMateについて気になる所を文章化してみました。
格安SIMってよく分からないけど、先行申し込み、契約を検討中だよ!という方はぜひご一読いただければと思います。
通信速度はどうなのさ!
キャリアから格安SIMに乗り換える際、一番気になるポイントが通信速度です。
LinksMateのサービス概要を見ると
「高速データ通信時 下り最大375Mbps」
と書いてあります。
「へー!下手したらパソコンの有線接続より早いかも?」
なんて思わないことです。
これだけ見るとたとえ1割の37Mbpsしか出ないとしても十分!なんて感じるかもしれませんが、十中八九安定してその速度を叩き出す事はないです!
試しに他のMVNOの速度を見てみましょう。
●DMMモバイル
「下り最大500Mbps 上り最大50Mbps」
●NifMo
「LTE 下り最大375Mbps / 上り最大50Mbps」
●Lineモバイル
公式サイトに通信速度の表記を見つけられなかったですが、他サイトによるとこちらもLinksMate、NifMoと同じく「下り最大375Mbps / 上り最大50Mbps」との事です。
例に挙げたMVNOの公式発表通信速度は、DMMモバイルが下り最大500Mbpsとぶっちぎりで早そうな印象を受けますが、実際に時間帯別に通信速度を検証しているサイトで確認してみると・・・
8時台
DMMモバイル 4.86
NifMo 5.19
LINEモバイル 5.89
12時台
DMMモバイル 0.29
NifMo 0.39
LINEモバイル 13.75
20時台
DMMモバイル 2.13
NifMo 3.04
LINEモバイル 6.78
※いずれも2017年3月6日時点
おわかりいただけるだろうか。
公式発表通信速度が下り最大500Mbpsで最速かと思われたDMMモバイルですが、実際の速度は3件中いずれの時間も最下位です。
そして下り最大375MbpsのNifMoとLINEモバイル。
こちらも時間帯によって、特にランチタイムと呼ばれる12時台では30倍以上の大きな差がついています。
もちろん測定場所や機材、タイミングによって測定速度の変化は有るかと思いますが、これだけ大きな差がつくと、公式発表の通信速度はあまりあてにならない!という事がわかります。
さて話を戻してLinksMate
ラインナップ内のゲームであれば通信量を消費しない&速度制限中でも高速通信が可能※という魅力的なプランが用意されていますが、肝心の高速通信がどの時間帯も平均1Mbpsしか出ない・・・なんていう事になったらどうしますか?(ちょっと極端ですが)
1Mbpsあればちょっとした調べ物程度ならあまりストレスを感じることなくこなせると思いますが、リアルタイムで同期して操作するようなゲームだと少し物足りないような気がします。
もちろん実際サービスが始まってみたらLINEモバイル並に爆速という可能性もありますが、自分の使い方に合わないかもしれないというリスクも大いにありえる話です。
ゲーム会社の提供するサービスだから期待はありますが、もしLinksMateにしようと考えている方は、まずはサービス提供が開始されて実際に使用してみないと分からない部分が見えてきてから検討することをおすすめします。
※通信容量が残っている時に手動で速度制限をした場合、ラインナップ内のアプリのみ高速通信出来るとの事です。通信容量を使い切ってしまった場合はカウントフリーのラインナップ内であっても低速通信になってしまうようです。
補足
MVNOによって長所短所は違います。(サポートが充実、機種が安い、ソフトが優秀等)
今回は通信速度という観点での比較でしたが、決して「速度が遅い=ダメな会社」という訳ではありません。
それぞれ自分の使い方に合ったMVNOを選べるよう、面倒でも下調べは怠らないようにしましょうね!